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フランス、スイスの国境にあるバルム峠は一面の草原です。
レフュジ・アルベルトは、コルデ・バルムより南方向にあるトゥール氷河を眺める最高の地点です。
コルデ・バルムへはシャモニからスイスのマルティニー方向へ北上します。アルジャンティエールの町で本線より右方向に分かれしばらく走るとル・トゥールに着きます。
ル・トゥールよりゴンドラリフトがあります。ゴンドラリフトは2回乗り継ぎますが、中間駅からのコルデ・バルムへのハイキング・コースは1時間位かかります。終点駅からは水平移動でコルデ・バルムまで15分位で簡単に行けます。
ゴンドラリフトで登る途中そして駅付近至る所に赤い花のジュータンが見られます。
花の名前はCommon Fireweedと呼ぶそうです。
コルデ・バルムには、ホテル兼レストランが一軒ぽつんとあります。モノトーンの建物に赤い雨戸が印象的です。
コルデ・バルムの草原にフランスとスイスの国境標識の石柱が埋められています。
国境をまたいで標識の上で写真を撮るのもトレッキングの良い思い出になります。
あたり一面草原が広がり、スイス方向を眺めると氷河を戴いたスイスの山々が遠望出来ます。
シャモニの圧倒的な山容を見た後、この地を訪れると、少しのどかな景観となりスイス国境に来ていることがしみじみと実感されます。

レフュジ・アルベルトへは、コルデ・バルムより今来た道を引き返しゴンドラリフトの到着駅より草原を南下します。ハイキング・コースの途中至る所にお花畑があります。右下前方にル・トゥールの町を見ながら山腹を大きく巻きながら歩いて行きます。

しばらく歩くと氷河の淵に出ます、ここから本格的な登りとなります。
トゥール氷河が右下真近に見られます。いたる所で氷河が盛り上がり多数の氷河の裂け目が口を開けています。圧倒的な迫力で迫ってきます。
氷河を右に見ながらしばらく急な坂を登って行きます。距離は短く、程なく氷河の淵にある山小屋へ到着します。ここからの眺望は良く、大パノラマが展開します。山小屋を通り抜けた広い岩場からの眺望は本トレッキング・コースのハイライトです。
トゥール針峰、シャルドネ針峰、その間に横たわるトゥール氷河が眼前に迫って見えます。
帰りは、行きに乗ったゴンドラリフトで帰るのも良いでしょうが、余力があれば、途中、左に折れ谷方向、中間駅までの最短距離のトレッキング・コースを下るのも良いと思います。
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